【皇室御用達】大塚製靴の歴史と魅力
こんにちは。ASHIMOTOのかねです。
今回は皇室御用達を拝命している「大塚製靴」の歴史と魅力についてご紹介します。
目次
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なぜ大塚製靴は靴皇室御用達になったの?
大塚製靴のサイトにこんな記載があります。
大塚製靴は、明治5年に初代大塚岩次郎によって創業された大塚商店に起源を持つ。当時、大塚岩次郎はわずか14歳であった。
明治5年、それは明治維新を経て、時代は西洋の文化を表面的に受け入れていく時代―つまり、日本における西洋靴の歴史はここから始まったと言っても過言ではない。
価値観が極めて不安定な時代に、大塚岩次郎の成した事は単純明快である。「日本人の履きやすい西洋靴を作ること」―
その結果として、若干19歳にして国内勧業博覧会での入賞、皇室御用靴の拝命、軍靴を一手に引き受けていたという事実。そして万博での金賞受賞―そうした歴史の裏には、日本の靴文化の流れの中での大塚岩次郎という存在がどのような意味を持つのかを想像させる。
「日本人にとって本当に良い靴とは何か」本当に履きよい靴を目指し、大塚岩次郎が答えを求めたこの問いは、130年たった今なお、大塚の答えるべき課題として模索され続けている。
参考:http://www.shoe-collection.jp/otsuka/about.htm
ある紳士が靴修理のために大塚商店に寄ったとき、大塚岩次郎氏はそのイギリス製の靴を見て「同じ靴を新たに作って納めるから、その靴を分解させて欲しい」と懇願したそうです。
14歳で創業、19歳で皇室御用靴の拝命。確かな歴史と芯にある「日本人にとって本当に良い靴とは何か」という革靴作りが経営者ではなく日本人による日本人のための「日本人にとって本当に良い靴とは何か」という革靴への情熱が皇室御用靴の拝命を受けるまでのブランドとなったのかもしれません。
大塚製靴とは?どんなブランドがある?
皇室御用達の革靴ブランドとして有名な大塚製靴。1872年(明治5年)に創業し、古くから国産革靴として日本人に愛されてきました。
大塚製靴?聞いたことあるような無いような…大塚製靴は、大塚製靴株式会社が取り扱う靴ブランドの総称のため、「三陽山長」のように「大塚製靴」がブランド名となって販売はされていません。大塚製靴株式会社が取り扱う主な靴ブランドは以下の通りです。
- Otsuka(オオツカ)
- Otsuka+(オオツカ・プラス)
- GRENSON(グレンソン)
- Hush Puppies(ハッシュ・パピー)
- JOHNSTON&MURPHY(ジョンストン・アンド・マーフィー)
など
ちなみに「JOHNSTON&MURPHY」「GRENSON」は、イギリスの革靴として有名ですが、イギリスで生産された革靴を大塚製靴が日本での販売権を持って扱っています。
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Otsuka(オオツカ)
大塚製靴の代表的なブランドOtsuka(オオツカ)。ビスポークを起源とする大塚製靴の靴作りの原点を忠実に守っています。
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Otsuka+(オオツカ・プラス)
Otsuka(オオツカ)のハイエンドモデル。アンティーク調の施しがあり、歩き心地を重視したラストは、左右で微妙に異なる肉付きの踵に合わせたヒールカップ、足の甲の峯の位置と傾斜を計算して導き出した内振り形状が特徴になっています。
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GRENSON(グレンソン)
1866年に創業者ウィリアム・グリーンによってノーザンプトンから誕生しました。イギリスの高級革靴ブランドとして長い歴史と信頼があります。
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Hush Puppies(ハッシュ・パピー)
世界で初めてスニーカーのように履き心地のよいレザー・カジュアルシューズを生み出したHush Puppies(ハッシュ・パピー)「ビジネスシューズ」の概念を取っ払った新しいレザーシューズです。
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JOHNSTON&MURPHY(ジョンストン・アンド・マーフィー)
1850年、イギリス移民の靴職人ウィリアム・ダドレーが、フィルモア元大統領に靴を製作して以降、歴代大統領の靴の製作を手掛けています。(約160年以上も!)1884年に、ジェイムス・ジョンストンとウィリアム・マーフィーの二人が経営者になり2人の名前を掛け合わせ「JOHNSTON&NURPHY」が誕生しました。
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大塚製靴とは「ザ・メイドインジャパン」の革靴。一足買った時は日本人の誇りを持てた気がしました。それでは。