【予算別3万〜】コスパ重視!買うべき高級革靴一足は何?〜ストレートチップ編〜

ストレートチップ

こんにちは。ASHIMOTOのかねです。

今回はシンプルに【コスパの良い買うべき一足】をご紹介したいと思います。

といっても、革靴ブランドやデザインは無限にありますので、今回は【ストレートチップ】に絞ってブランド別にご紹介していきます。

 

 



ストレートチップとは?


フォーマルカジュアル


一番左がストレートチップです。
左から

【ストレートチップ】【プレーントゥ】【セミブローグ】【ウイングチップ】【ローファー】です。

左が最もフォーマルなデザインで右にいくに従いカジュアルな靴とされています。

なぜストレートチップが一番フォーマルかという理由については諸説あります。

まだ製靴技術が未熟だった時代、アッパー1枚のプレーントゥでつま先を美しく仕上げるのが難しかったようで、その時代の靴職人が別革を使ってつま先をくるむストレートチップ仕様にすることで、最も美しい形を作り出すことができ、今もフォーマルな席ではストレートチップを選ぶという当時の名残があるようです。

 

おすすめのストレートチップ!

シンプルなストレートチップ。様々なメーカーが様々なこだわりをもって製作しています。今回はコスパ重視でおすすめストレートチップを価格帯順にご紹介します。

 

スコッチグレイン アバンス【3万円台】

まずは日本製靴の定番スコッチグレイン。日本のヒロカワ製靴が生産する1964年に創業した革靴ブランド。

創業当時から、日本人になじむ木型作りと丈夫で長く履くことができる靴づくり、コスト削減のためにグッドイヤーウェルト製法に一本化しています。

アバンス

スコッチグレインの中でも高い人気を誇った“トリノ”シリーズの後継モデル。
甲革には国産カーフ、表底にはラバーソールという、フットワークを意識したシリーズです。
洗練された流れるようなフォルムが特徴で、スコッチグレインのラインナップでは、最も前衛的。

参照:scotchgrainオフィシャルオンラインストア

 

【3万〜】ジャランスリワヤ 98321

お次もコストパフォーマンスに優れたブランド「ジャランスリワヤ」。

アッパーカーフにはフランスのデュプイ社やアノネイ社の素材に関しても最高レベルのものを使用しています。ジャランスリワヤは「ハンドソーンウェルテッド製法」と呼ばれる製法で作られます。

機械でソールを縫い付けるグッドイヤーウェルテッド製法とは異なり、機械を使うのは最後のアウトソールを縫うときだけ。大量生産には向かない丁寧な靴づくりを行っています。

ジャランスリワヤ

トゥに一文字のラインがあるストレートチップは 紳士靴において最も基本的な形なので、おさえておきたい1足です。
アッパーとウェルト、インソールを手作業によるすくい縫いで縫い合わせるハンドウェルテッド・グッドイヤー製法です。
この価格帯で手に入るのはやはりこのブランドならではの魅力です。
アッパーにはフランス「デュプイ社」のカーフレザーを、底材には ベルギー「アシュア社」のレザーを使用する等、素材にも妥協がありません。

参考:JALAN SRIWIJAYA

 

[ジャランスリウァヤ] CAP TOE(DAINITE SOLE) 98321 メンズ CALF BLACK 7.5(26cm)

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【4万〜】ヤンコANKO 14821

ヤンコ14821

出典:楽天市場

シンプルなファイブアイレットのストレートチップ。ヤンコはフィット感の良さに定評があります。私が知っている革靴ブランドの中でも高コスパなブランドです。「777-10」ラストを使用しています。

ロングノーズ+チゼルトゥのスタイリッシュなフォルムと、土踏まず~カカトを中心にモディファイドされたフィット感の良さが特徴の「777-10」ラストを使用しています。

シンプルな5アイレットのストレートチップで、アッパーの自然な素材感、職人の手作業によってシャープに削られたコバ等、丁寧な作り込みが引き立つデザインとなっています。

参考:クリスピン

 

 

【7万〜】三陽山長 友二郎

ここからちょっと値上がり、丁寧に履いていけば一生履けるクオリティを持つブランドです。三陽山長の「友二郎」は定番のストレートチップ。

三陽山長すべてのモデルの原点となった日本人の足に合う木型ベースになっている「201」をアップデートした木型「R2010」を使用しています。
友二郎

三陽山長の最も定番的なストレートチップ【友二郎】
シンプルなデザインにアイレット横スワンネックステッチが特長となっています。
木型は小振りなヒールカップ、絞り込んだ土踏まず、低く抑えた二の甲によるしっかりとしたホールド感が特長のラウンドトゥR2010を採用しています。

参考:サンヨー・アイストア

 

[サンヨウヤマチョウ] 三陽山長(サンヨウヤマチョウ) 友二郎(トモジロウ) ストレートチップ Q7402-021 09 メンズ ブラック 25 cm E

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クロケット&ジョーンズ CONNAUGHT 【8万円台】

「CONNAUGHT」は、#236ラストに改良が加えられた新ラスト#379を使用した「CONNAUGHT 2」が登場するなど、人気のモデルです。

発売から50年以上経っています。読み方は「コノート」です。

クロケット
  

クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)のキャップトウ。発売から50年以上経っているにも関わらず現在でも高い人気を誇る「CONNAUGHT」ですが、伝統的な#236ラストに改良が加えられた新ラスト#379を使用した「CONNAUGHT 2」が登場しました。王道の英国クラシックなラウンドトウを継承しながらもフィッティングは向上しています。より洗練された「CONNAUGHT 2」はクロケット&ジョーンズ社の新定番を予感させるキャップトウに仕上がっています。

参考:Trading Post

 

【15万〜】番外!ストレートチップの王様

エドワードグリーン チェルシー【15万円台】

キングオブストレートチップ「チェルシー」。内羽根ストレートチップの最高峰です。履き心地は抜群で、吸い付くようなフィット感があります。

紐の横にある「スワンネック」が特徴です。文句なしのキング。


  

EDWRAD GREENで最も愛されているキャップトゥモデル『CHELSEA(チェルシー)』。それを定番の202ラスト、ダークオークアンティークで仕上げた1足です。1針1針丁寧に手仕事で仕上げられたスワンネックやダブルステッチは他に類を見ない美しさです。ベジタブルタンニングで仕上げられたレザーソールはクッション性に富み、包み込まれるような履き心地です。

参考:ストラスブルゴ オフィシャルサイト

 

 

かね

6年履いたチェルシーの経年変化はこちらにまとめています。

憧れのエドワードグリーン チェルシーを購入してから6年が経ちました。6年後のエドワードグリーン チェルシーはどんな経年変化が起きているのか。是非ご覧ください。

ジョンロブ シティ2 【20万円台】

最後に!ジョンロブです。20万円以上します。気合を入れて買う必要がありますね。値段だけあって品質・デザインともに最高。

かね

ちなみに「シティ」の由来は、ロンドンの中心部にあるシティ・オブ・ロンドン、通称「シティ」からきています。最高級イギリス紳士靴。

シティ

ジョンロブの定番モデルであるシティーIIは、時代を超えた普遍的なデザインと完璧なバランスのプロポーションが広い世代の方から支持されています。シンプルで洗練されたスタイル全体に、美しくツインステッチが施されています。
参考:JOHN LOBB

いかがでしたしょうか?

ストレートチップはどんなスタイルにも合わせやすいので、長く履ける良い靴を一足持っておくと、ファッションのベースランクが上がります。

是非参考になさってください!